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近世国家解体過程の研究: 幕藩制と明治維新 前篇後編揃い 2006 吉川弘文館
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藤野保 著
前篇定価25,300円（税込）
後篇定価29,700円（税込）
写真のように後編の函の背に汚れがありますが、本は非常に綺麗です。どうぞよろしくお願いいたします。
幕府と藩の対抗を基軸に、全ての藩を分析した大著
幕府と藩との対抗関係を基軸に、幕政改革と藩政改革の諸段階、及び幕末諸藩の政治動向を検証し、近世国家解体の諸過程と明治維新政権下の権力構造と領国体制の全貌を解明する。全国の全ての藩について分析を加えた前人未踏の大著。『近世国家史の研究』と合わせ、豊臣政権から版籍奉還・廃藩置県に至る著者半世紀にわたる研究の集大成ここに完結。
序論＝課題設定と分析視角／第一節＝課題設定と研究目的／第二節＝分析視角と論文構成（徳川政権期（第三段階）―維新政権期―／維新政権期の分析視角）／第一章＝徳川政権期・維新政権期の領国体制／第一節＝第一段階（慶長五年～延宝八年）／第二節＝第二段階（天和元年～正徳五年）／第三節＝第三段階（享保元年～慶応三年）―維新政権期（明治元年～同四年）―（北海道／東北／関東／中部／近畿／
〈以下後編〉中国／四国 ／九州）／第二章＝帰結＝維新政権下の領国体制／第一節＝戊辰戦争後の領国体制と変容―大名の改易・転封―／第二節＝領国体制の再編・強化（大名創出と新藩創設／藩名改称と居城（陣屋）・藩庁移転）／第三節＝版籍奉還と知藩事体制／第四節＝廃藩置県と領国体制の崩壊
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