割と気楽にお勧め出来る無印良品BCLラジオです　ANDO ER4-330S

BCL入門用にお勧めできる優良品です。
BCLラジオ、今では日本の70年代の中古の超高価な物か中華製しか手に入りません。
前者は良い物はとんでも無く高い、後者は高性能だが小さくて音が今一か、大きい物は音、性能共に良いのですが結構高価で耐久性については未知数です。
そんな訳で価格、性能面で本機の存在意義は大きい筈です。
販売はANDOという日本商社で製造元が確認できませんが、中国のtecsun辺りの下請けでしょうか。
バーニャダイヤル(外側がfast、内側がslowのの2段式ダイヤル)、感度の連続可変、外部アンテナ端子、短波は3バンド、FMはイヤホンでステレオ可、ワイド対応なので補完放送も視聴可能、タイマー、アラーム機能付きで待ち受け受信も可能と、超多機能。
日本語表記なので使い易く、サイズが大きく機能も上手く纏めてあるため、初めてでも使いこなしに苦労しません。
更なるポイントは音が良い事。これは比較的大きなボディに9cmの強力なフェライトのスピーカーを入れているためです。出力も可也大きい。
ソニーやナショナル製なら5〜10万円の高級機なのでしょうが、ANDOというマイナーな所なので定価で￥28000前後と可也安く、小生が時折参考とさせて頂く三才ブックスのBCLラジオカタログでもお薦めのサブ機として記載されています(ご希望で有ればコピーは本体におつけしますのでお知らせください)。
但し、此方は三才ブックス掲載よりも一つ前のモデルでAC非対応です。機能、性能も多分同じでしょう。内部を見ると基盤はACアダプター対応の構成ですが、コストの関係で電池専用にした様です。発売後にAC対応にして欲しいと言う声が多く、元の仕様に戻したかと。
AC対応の後継機はANDOのネットカタログ上には未だ載って居ますが価格記載は無く、以前の価格では出てこないでしょう。
一方で最近は中古が出てくる様になりました。割と新しい物が多く、整備もし易く性能も確かです。
厳密にはソニー、ナショナルの高級機、スカイセンサー、クーガ辺りより僅か感度は劣り、最近のDSPよりも周波数精度は落ちます。何せアナログラジオで周波数表示がデジタルと言うモデルですから。
この個体は動作にも全く問題ありません。整備、クリーニング済みです。
一見美品ですがアンテナが先端から二段目で外れます。
単一電池4本はおまけします。

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