愛蔵版　ヴォルフガング・フォン・ゲーテ　『色彩論』　【完訳版】

書名：『色彩論【完訳版】』
著者：ヨーハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ著　
出版社：工作舎
発行：1999年12月1日初版
定価：25.000円

ゲーテ生誕250周年を記念し、工作舎より出版されたヨーハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ著『色彩論』。

既刊の岩波、ちくまの文庫版は実は抄訳で、こちらの工作舎版は初の完訳版。『教示篇・論争篇』『歴史篇』の２巻構成で図版集も収録。ゲーテ『色彩論』の決定版です。特にゲーテの歴史観が垣間見える『歴史篇』では、痛烈なニュートン批判が展開されており一興です。ある意味でゲーテは、ポストモダン以前のポスト・モダニストだったと言えるでしょう。

『若きウェルテルの悩み』や『ファウスト』等の著作で知られるゲーテは、日本では詩人や小説家としてお馴染みですが、じつは実験科学者であり、生物学者であり、ナチュラリストであり、思想家、哲学者であり、近代を代表する知の巨人と呼ぶべき存在です。精神世界の巨星、ルドルフ・シュタイナーの業績が、ゲーテ研究に始まることもよく知られた話。そんなゲーテは、数ある自著のなかでこの『色彩論』こそが、将来最も重要な著作とみなされるでだろうと予言していたそうです。

箱帯にスレ＆イタミ、『歴史篇』表紙の溝に小さな傷（写真６枚目）があります。それ以外は美本かと思います。また、本文中に付箋を貼っていますが、簡単に外せます。線引、書込はありません。

長期保存品にて状態は写真でご判断ください。
付属品は写真のものが全てです。
箱帯以外は美本と思いますがあくまで古本です。
神経質な方、こまかい傷や汚れなど気になさる方はご遠慮ください。
購入後はノークレームノーリターンでお願いします。


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